音声認識基盤技術研究所
Institute for basic research on speech recognition technology
|
所 長 |
小林 哲則 (理工学術院教授) |
研究員 |
小林 哲則 (理工学術院教授)
白井 克彦 (理工学術院教授)
匂坂 芳典 (理工学術院 国際情報通信研究科教授)
誉田 雅彰 (スポーツ科学学術院教授)
菊池 英明 (人間科学学術院専任講師)
|
客員教員 (専任扱) |
岩田 和彦 (音声認識基盤技術研究所客員准教授)
|
研究員 (常勤) |
中野 鐵兵 (音声認識基盤技術研究所次席研究員(助教)) |
客員研究員 |
赤桐 健三 (早稲田大学理工学総合研究センター 客員研究員)
赤羽 誠 (漢ニー・コンピュータエンタテインメント 開発研究本部 アーキテクチャ研究部)
石川 泰 (三菱電機 情報技術総合研究所 音声・言語処理技術部 主席技師長)
大淵 康成 (鞄立製作所 基礎研究所 主任研究員)
金澤 博史 (鞄月ナ 研究開発センター マルチメディアラボラトリー 主任研究員)
槫松 明
庄境 誠 (旭化成 研究開発部情報技術研究所 所長)
森戸 誠 (沖電気工業 研究開発本部)
矢頭 隆 (沖電気 研究開発本部)
山田 圭 (沖電気 インキュベーション本部)
渡辺 隆夫 (日本電気 研究企画部兼メディア情報研究所 エグゼクティブエキスパート)
|
研究テーマ |
情報工学 |
研究概要 |
実環境において動作し、利用時に達成感の得られる音声認識装置を実現します。音声認識装置は実用期を迎えたといわれて久しいですが、いまだ広まる気配はありません。その理由は、実際に使用する場面において十分な性能が得られないこと、実現されている音声の利用法がシステムを使い込んだ人にとって利便性を感じさせる形になってないこと(インターフェースの設計が理に適っていないこと)によると思われます。 本研究においては、様々な雑音処理技術を結集し、実環境においても十分な認識性能を発揮するシステムを実現するとともに、音声利用インターフェースを認知心理学的知見から再構成することによって、情報機器の利用に精通する人が使い込んだ状況においても利用価値を認められるシステムを実現します。また、性能は利用者の使い方にも大きく依存します。誰がどのような使い方をしても使えるシステムをというのが究極の目標ではありますが、これは技術の現状とかけ離れた目標といわざるを得ません。そこで、ここでは、システムが十分に性能を発揮するための利用法を、利用者に浸透させるための枠組みについても検討します。
尚、本研究は、広く企業から一線の研究者を集め、集中研を学内に構成することで行います。 |
活動報告 |
≪2008年度≫
2006、2007年度に引き続き,経済産業省主導のプロジェクト,「音声認識基盤技術の開発」を推進しました。本年度は最終年度であり,各研究グループの成果統合を試みました。カーナビや情報家電をターゲットとしたプロトタイプシステムを開発し,
95%以上の利用者で95%以上のタスク達成率を実現しました。
|
連絡先 |
早稲田大学 理工学術院 小林哲則研究室
|