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早稲田大学IT研究機構プロジェクト>コミュニケーション科学研究所

プロジェクト研究所 《概 要》

コミュニケーション科学研究所
Institute of Communication Science
所 長
山崎 芳男  (国際情報通信研究科教授)
研究所員
山崎 芳男  (理工学術院国際情報通信研究科教授)
大谷 淳    (理工学術院国際情報通信研究科教授)
小林 哲則  (理工学術院基幹理工学研究科教授)
及川 靖広  (理工学術院基幹理工学研究科准教授)
菊池 英明  (人間科学学術院准教授)
東山 三樹夫 (理工学術院国際情報通信研究科客員教授(専任扱))
客員教員
(非常勤扱)
小野 隆彦  (客員教授/東京農工大学副学長・理事)
客員研究員
大内 康裕  (東洋大学非常勤講師)
風間 道子  (コミュニケーション科学研究所)
川上 浩    (ヤマハ 顧問)
小西 雅    (コミュニケーション科学研究所)
五月女 弘海 (エフ・ピー・エス 顧問)
永野 桃子  (椛∴田エデュケーショナルエンジニアリング 代表取締役)
福山 忠雄  (富士エンジニアリング 技術顧問
松本 慎二  (国際情報通信研究科客員教員・専任扱)
村上 輝生  (レコーディングエンジニア)
八十島 乙暢 (コミュニケーション科学研究所)
柳川 博文  (千葉工業大学教授)
吉田 博文  (コミュニケーション科学研究所)
研究テーマ
音響学、省エネルギー、場の記述、文化(文明)間の対話
研究概要

本研究所は、地域に根ざしかつグローバルな文化いわばグローカル文化を支える 空間科学について広範な研究を行う。具体的には、以下のようなテーマで研究を進める。

広島市に2005年8月にできた空間科学研究所の分室を拠点にして、藤田敏三、 広島大学名誉教授を客員教授として迎え、高温発電ゼーベック素子材料と, ペルティエ冷凍の具体的応用システムの構築、自然エネルギーをエネルギー元 とした熱音響現象システムの構築などの自給自足型未来エネルギーの研究を行う。

地域ごとの自給自足、フローエネルギーシステムにより、それぞれの 地域文化に立脚した多様な文明の共存を支える円滑な音響コミュニケーションの 確立を目指す。絶滅の危機に瀕している言語、人口の増加にともない新しく生まれる 言語を含めた多様な言語間のコミュニケーションを実現、さらに、少数言語を考慮した 異言語間コミュニケーションの促進するコミュニケーションエイドの確立、多様な観測により コミュニケーションの要素抽出を行う。

ヒトの知能の本質と身体的コミュニケーションのメカニズムの研究を通じて、 21世紀に到来が予測されている共創と共存を可能とする知能型社会の編成に向けて、 その基礎理論を明らかにし、新しいディスプリンの確立を目指す。基本的には、 近年進歩の著しい脳科学の研究成果を踏まえ、人間と空間と知の関係を解明し、 人間の創造性を支援する社会(教育も含む)技術や地域における知的クラスターの 創出に向けた社会設計技術の開発を行う。

早稲田大学とユネスコは包括協定を結んでおり、 ユネスコの"New technology for culture"プログラムと連携し 「時がたてば消滅してしまう人間活動のあらゆる様相」を後世に残そう という現代版地球文書館というべき研究を進めている。 また、限られた伝送容量のネットワークを介して、文化遺産、自然遺産の景観や音など、 空間をあるがままに伝送する研究を進める。

学校、大学の教育空間が備えるべき環境条件を明らかにし、マルチメディアに対応した 豊かな心を育む、地域に根ざしたグローバルな教育環境の実現を目指した研究を行う。

先人たちが限られた技術環境で実現した貴重な文化遺産をただデジタル化して保存する 最近の風潮、いわゆるデジタルアーカイビングではなく、彫刻、絵画、文芸作品、出土品などの 文化財を最新の技術を駆使して非接触、非破壊でそれらの三次元情報、材質を読み取り保存を試みる。 いわばミクロなバーチャルリアリティ技術を確立し、レコードやテープについてはその記録が 元来持っていた信号を再生する手法を確立する。

活動報告

≪2008年度≫

・ 第7回国際シンポジウム「1bitForum2007―音と映像の文化を築く―」開催

・ 受託研究
  1. 学校法人町田学園より「マルチメディア表現コース教育制作環境の整備の受託(山崎芳男)


  2. ヤマハ鰍謔閨u快適な音コミュニケーションを支える技術に関する研究」の受託(山崎芳男)


  3. シャープ鰍謔閨u高品位HD映像データと高品位1ビット音源データの開発と製作に関する研究」の受託(山崎芳男)


  4. 東栄電気工業鰍謔閨u音コミュニケーションエイドに関する研究」の受託(山崎芳男)




連絡先
早稲田大学 国際情報通信研究科 山崎芳男研究室